
「画像引用元:https://arcraiders.nexon.com/ja-JP/media?category=wallpaper」
『THE FINALS』を手掛けたEmbark Studiosが贈る、待望の新作脱出シューター『ARC Raiders(アーク・レイダース)』。 当初は基本プレイ無料(F2P)と発表されていましたが、クオリティ追求のために有料タイトルへと舵を切ったことでも話題となりました。
『ARC Raiders』の現在の日本円価格(税込)は、プラットフォームを問わずエディションごとに統一されています。
以下に、2025年11月時点の価格情報(税込)をまとめます。
『ARC Raiders』プラットフォーム別・エディション別価格(税込)
| エディション | 価格(税込・日本円) | 含まれる主な内容 |
| 通常版(Standard Edition) | 6,000円 | ゲーム本編のみ |
| Deluxe Edition | 9,000円 | ゲーム本編 + 追加コンテンツ |
- 対応プラットフォーム: PS5 / PC(Steam) / Xbox Series X|S
- 通常版からのDeluxe Editionへのアップグレード価格は、3,000円前後となっています。
「実際のところ、お金を払う価値はあるの?」 「ソロプレイだと難易度が高すぎて無理ゲー?」
リリースから約1ヶ月。そんな疑問を持つゲーマーのために、実際に100時間プレイした筆者が『アークレイダース』の正直な感想と評価(レビュー)をまとめました。 美しくも残酷な地下世界「Speranza」へ飛び込む前に、ぜひこの記事をチェックしてみてください。PvPvE特有の緊張感や、脱出ルートシュータータルコフのようなゲーム性が好きな人には……結論から言うと、「刺さる」一本です。
タルコフの簡易版ではない、独自のゲーム体験

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「簡易版タルコフ」ではない、独自の緊張感が胃を締め付ける
『ARC Raiders』は脱出シューターというジャンルであるため、リリース当初から「タルコフ・ライト」という愛称で呼ばれることが多くありました。確かに「物資を集め、マップから無事に脱出する」という基本構造は共通しています。
しかし、100時間以上プレイした結論から言えば、『ARC Raiders』がもたらすゲーム体験は、『タルコフ』の硬派なリアリズムとは全く別の次元にあると言えます。
決定的な違いは「第三勢力(ARC)の存在とカジュアルさ」
『タルコフ』の緊張感が「人間(PMC/SCAV)との遭遇戦」と「リアルな弾薬や傷病の管理」から来るものだとすれば、『ARC Raiders』の緊迫感は、「人間 vs 人間 vs 機械」という予測不能なPvPvE構造から生まれます。
人間同士の戦闘に、常に環境(ARC)が干渉してくる。この仕組みが、プレイヤーに「無駄に撃たない」「隠密行動を優先する」という特殊な立ち回りを要求し、『タルコフ』とは異なる、切羽詰まった「命懸けのサバイバル」を描き出しているのです。
そして一番の違いはカジュアルさです。タルコフではマップの確認もなければ残弾数の常時表示もなく無料ロードアウトもないのでプレイヤースキル次第で簡単に詰みの状態に陥りますが『ARC Raiders』マップや弾数の確認はいつでもでき無料ロードアウトも用意されているので慣れていないプレイヤーも経験を積んでいきながらゲームをプレイできます。だからといってゲームを開始してしまえばその緊張感は凄まじいものがあるので安心してください。
TPS視点がもたらす戦略の違い
また、視点の違いも大きな特徴です。『タルコフ』が一人称視点(FPS)で徹底的な没入感とリアリティを追求しているのに対し、『ARC Raiders』は三人称視点(TPS)を採用しています。
これにより、遮蔽物を使った戦略的な立ち回りがしやすく、リアル志向のFPSとは異なるアクション性の高いアプローチでマップ探索や戦闘を楽しむことができます。しかし、裏を返せば、常に広い視野で周囲を警戒し、予測不能なARCの動きに備える必要があり、息つく暇のない緊張感を生み出しているのです。
ゲームプレイの核心:脱出、PvPvE、そして破壊表現

ARC Raiders / アークレイダースのゲームプレイは、以下のような構成になっててプレイヤーは高リスク・高リターンの体験をよりカジュアルに楽しめるよう設計されたゲームなのでその詳細を説明していくよ☆
1. 「脱出(Extraction)」システムがもたらす緊張感
- ハイリスクな目標: プレイヤー(Raider)は地下コロニー「Speranza」を拠点とし、貴重な物資を獲得するために地表へ出向きます。
- フルロストの可能性: 収集した物資は、マップ上に設定された脱出地点から無事に帰還することで確保されます。レイド中に死亡した場合、プレイヤーは獲得した戦利品に加え、持ち込んだ装備は基本的には全部をロストします。(安全ポケットに収納できる1~3個のアイテムのみ保護される)
- 脱出フェイズ: 脱出地点での待機時間は、他の敵対勢力(プレイヤーおよび機械生命体ARC)に位置を特定されるリスクを高めるため、ゲーム内の最大の緊張局面の一つとなります。
2. PvPvEの三つ巴の戦場
戦闘は、人間同士の対立(PvP)と、環境に存在する敵対勢力ARC(PvE)が混在する構造です。
- 敵対勢力ARCの介入: 機械生命体ARCはマップの環境に存在し、プレイヤーの行動(発砲音や大きな動き)に反応して活動します。
- 予測不能性: プレイヤー同士の戦闘が発生している場所にARCが乱入する可能性があり、戦闘の主導権が予期せず第三勢力(ARC)に握られる状況が生じます。

ぼくの経験談でいうとプレイヤー同士で撃ち合いになっている場合でもARCの参戦で一時停戦してなぜか二人でARCを倒すみたいな急にドラマチックな展開になりやすいんだ☆
3. Embark Studiosによる物理演算と破壊表現
本作はUnreal Engine 5を採用しており、開発元Embark Studiosの作品の特徴である物理的な破壊がゲームプレイの重要な要素として組み込まれています。
筆者が感じた良い点の一つに破壊表現がありますがARCの特定の部位を破壊した時の挙動や爆発表現はとても気持ちがよくそしてリアルでそこにチープさは一切感じられません。
- 高精細なグラフィック: 本作はUE5のレンダリング機能を使用しており、80年代SFをモチーフとした世界観が細部にわたる高精細なビジュアルで表現されています。
- 動作の最適化への注力: 本作は、高いグラフィック品質を維持しつつ、各種プラットフォーム(PC, PS5, Xbox Series X/S)において安定したフレームレートでの動作を実現するための最適化が設計段階から図られています。
これらの要素は読者の皆様が実際にゲームをプレイしていただければ必ず実感できると思います。さすがはEmbark Studiosといったところでしょうか。
良い点(Good Point):技術的な完成度と協力プレイの基盤
1. 高水準なグラフィック表現

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- UE5の活用: 本作はUnreal Engine 5(UE5)を採用しており、地表の環境や構造物が高精細なビジュアルで表現されていてその出来に個人的にはグラフィックに文句なしです。
- 動作の最適化: 高いグラフィック品質を保ちつつ、PCおよび次世代コンソール(PS5、Xbox Series X/S)において安定した動作を目指した最適化が図られています。

筆者はPS5でプレイしてるけど動作が重い、カクつくといったストレス要素を感じたことないよ☆
2. 戦略的な音響デザイン
- 情報伝達: 環境音や敵(ARC)の動作音、銃声や足音は、大きめで時には緊張感を増幅させるほかプレイヤー同士の駆け引きに大きく影響してきます。
- 没入感: 緻密に設計された音響は、ゲームの世界観への没入感を高める要素の一つです。このゲームは音質にも相当のこだわりがあるようでARC Raiders / アークレイダースは音で勝負していると思うぐらい”音”にはこだわりを感じます
3. クロスプレイ対応による協力プレイの推進
- マルチプラットフォーム対応: PC、PS5、Xbox Series X/S間でのクロスプレイ機能に対応しています。
- チームプレイ: 本作は最大3人でのチームプレイを推奨しており、異なるプラットフォーム間のプレイヤーが共同でレイドに挑戦できる環境が整備されているのタルコフで問題になっていたマッチング待機時間に関してのストレスな無いと断言できます。
悪い点(Bad Point):課題となった要素と継続的な懸念事項
『ARC Raiders』がリリース後に直面した、またはゲーム設計上課題となりうる要素は以下の通りです。
1. ソロプレイにおける難易度の高さ
- PvPvE構造の負担: 敵対勢力(他のプレイヤーおよび機械生命体ARC)が同時に存在するPvPvE構造において、ソロでの対応が困難となる状況が報告されています。実際筆者もソロ出撃する時とパーティーで行くときは全然緊張感が違います。あまりシューターや対人要素に自信がない方はよりカジュアルなチームプレイをお勧めします。
- ロストのリスク増大: チームプレイと比較しソロでは、ロスト(装備の喪失)のリスクが高まる傾向があります。ただし救済措置として”安全ポケット”(死亡時でもロストしないスロット)や単独行動ならではのステルス性や自由度があるので人によってはソロのほうが成果を守れる場合もあります。

僕はソロ出撃することがほとんどで十分に楽しめるぞ!!
2. リリース初期のサーバーおよび技術的な問題
- サーバー接続障害: 2025年10月30日のリリース直後、一部のユーザーからサーバーへの接続障害、およびマッチング遅延に関する報告が確認されました。
- バグの発生: 致命的な装備ロストにつながる可能性を含む、ゲームプレイに影響を与えるバグが初期に報告され、開発元による修正対応が進行中です。
3. コンテンツ量
- 発売から約1か月現在、今のところ社会人プレイヤーの筆者はコンテンツ不足を感じてはいませんが、一部スタートダッシュ組やヘビーユーザーの方々は今あるコンテンツをすべて消化した方もいます。筆者の知り合いも発売から約一か月でやることが無いと嘆いています。このゲームにもルートシューターではおなじみのワイプ(実績やステータスや装装備品やアイテムをリセットする仕組み)がありますがその周期は約8週間に一度なのでペース配分を考えないとコンテンツ不足に陥る事態になりかねません。発売したてのゲームなのでそこらへんは今後に期待していいと思います。実際開発元のEmbark Studiosは「このゲームは10年遊べるゲームにする」と明言しているので今後の動きにも注目していきたいです。『ARC Raiders公式X』https://x.com/ARCRaidersGame

ARC Raiders(アーク・レイダース)はアップデートや修正がスピーディーなので公式Xから目を離せないぞ☆
結論:総評と推奨されるプレイヤー層
総評

推奨されるプレイヤー層
筆者が考える本作のシステムが適していると考えられるプレイヤーは以下の通りです。
- 高リスクゲーム愛好者: 装備ロストのリスクを伴う脱出シューターの構造を好み、緊張感を求めるプレイヤー。
- 協力プレイ重視のユーザー: クロスプレイ機能を利用し、フレンドとの連携や共同での戦略立案を楽しみたいプレイヤー。
- ステルスゲーム愛好家:その自由度の高さを活かした戦わないという選択肢を楽しめるプレイヤー。
- アイテム収集好き:地味なアイテムをコツコツあつめるのが好きなプレイヤー。

これは個人的な意見だけどモンハンの鉱石集めやメタルギアのステルスゲーをこれ一本で楽しめるので是非参考にしてほしい!!
最後に
この記事で伝えた筆者の個人的な感想と客観的なゲームのメカニクスを参考に読者がこのタイトルを選択する際の判断材料となることを願います。

それでは『ARC Raiders』の世界で、皆様とRaiderとしてお会いできる日を楽しみにしてるよ☆



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